スリクエ用語集 Surikue Glossary
E-Worldラスボス打倒のために建てられた計画。
創始者は霆 栗水、歳星 霆留、貴利多 誠、シモン・レイン。
時を経て世界大戦が起きるころには優留のクローンやジュエリストの人工製作、セカイの行き来の研究など不穏な計画も産まれたが、もともとそういった計画の監視も目的としていた。
『Self-Seekers』『すりくえ!』
プロジェクト・エデン概要。左側が表向き、右側はC資料=隠されている部分。
01-A-Alpha(創設者) C-適合者(Angelca rout)
02-B-Beta(システム名) C-遺跡(Beleve)
03-C-Cecret(C資料)C-Cachet
04-D-Deorl(失敗作) C-Deorl=slumel=eden(ディオール・スラムエル=エデン)
05-E-EVE(母体) C-Nede=slumel=eden(ネデ・スラムエル=エデン)
06-F-Fail(スラムヘル) C-失敗作の居住区画
07-G-Gypmian(監視民) C-観測は許されていない。
08-H-Harmes(電) C-霆 空人(テイ アキト)
09-I-Infinite(実験場) C-旧中東地帯の監視民の名から
10-J-Jupiter(車輪) C-サンプルBを元に作られたデータ(継承する記憶の象徴)
11-K-Khu(イースターボディ) C-お姫様
12-L-Libertya(クローン) C-リバティア博士の名から
13-M-マハ・カーラー(マリー・エンキント) C-旧米国政策の一つ(どのマリアの子かは不明)
14-N-Naoki(トリスメギストス) C-サンプルHの守護者兼影武者
15-O-Of(キーカード) C-Taro=of=eden(カレイド。サンプルFの変異体)
16-P-Prinses(神体) C-Ruka=libertya=eden(ルカ=リバティア)
17-Q-Qest(フィールド) C-観測者の領域(サンプルJ保管場所)
18-R-Rai (完成体) C-霆 雷人(テイ ライト)
S-World → SF入った神話。第四の壁を超えてくる。
E-World → 現実世界にほぼ近いセカイ。
ただし裏で異能力バトルしていたり幻想生物等もいる。
T-World → 剣と魔法とすこしふしぎなファンタジー。メインストリーム。
A-World → 上記世界群の設定を流用しているセカイ。他セカイ出身者や転生者もいる。
Re:E-World → TE統合後のすこしふしぎなSFセカイ。舞台は宇宙と仮想世界。
Re:T-World → 剣と魔法と転生ファンタジーなセカイ。
黒の夢 → 慈悲深い創生の女神が創った愛と闘争のセカイ。
灰の夢 → 白黒聖女譚が根本にある極めて小さな箱庭的セカイ。『黒聖女譚』
Sepher-World → 自分たちの世界が二次元であることを知っている。
Eden-World → カイテレスが追われた楽園。
Tartaros-World → 眠りについたカイテレスの夢のセカイ。
Adonis-World → アドニスの庭。
Re:Elysion-World → アドラステア打倒後、アインを知り、人がセカイを作れるように。
Re:Transmigration-World → 傷を癒やすルルテミラの夢のセカイ。
ルルスの夢 → ルルスが兄弟たちと再会するために創ったセカイ。
リアラの夢 → リアラが自省するために創ったセカイ。
あ行
神族や賢者たちがしているゴシックメイク。
元々は扉を開く際にルルテミラに生じた傷を隠し慰めるためのものだった。みんなでおそろい。
扉化への傷跡を模した意匠はT-Worldの伝統化粧や服飾文様に名残がある。
『ティタノ・マキア』『ブラックティーパーティー』
地球起源人類(以下、人類)が生活圏を宇宙へと移した後に出会った高次元生命体。
過去・神と呼ばれた一族。あるいは第四の壁の先の視聴者。
戦争をしかけた人類を塵芥のごとく一蹴し、以降人類は彼らに"飼われる”立場になる。
基本的に人類側に積極的に干渉してくることはないので、一般階級層には貴族として扱われる程度。
人類の生き様を娯楽として楽しんでいる。
自分たちが観られていることを知っているトゥルーマン=人類、TVの前の視聴者=アイン、という関係性で、自らをスポンサーや脚本家と嘯く人類もいたりするが、アインからしてみればそれらも観測対象の一部でしかない。
元々は増殖することだけが目的の真社会性鉱物生命体だったが、ある個体が自我を得たことによりアインという神族となり、鉱物の身体ゆえに永遠ともいえる時を経て高次元生命となった。
鉱物の身体になるまでは植物に近かったらしい。
『ティタノ・マキア』『戦え僕らのボーイマスター』『裸の女王様』
翼が生えた一族を祖とし、異能刈り(ジュエリスト刈り)から身を隠し暮らしている一族。
朝宮・・・身体能力が極めて高い。そのかわり性分化疾患者が多いという特徴も。
祖を同じくする神先一族とは交流があり、外界へ行く時のボディーガードの役割を担う。
神先・・・身体能力は尋常だが再生能力が異常。不老ではないが限りなく不死。
特に外界に対する忌避感が強く一族の里から血を出すことも厭う。
『I.O』『朝のうた』『愛が有れば徒死の鎖なんて』
初代勇者フォルスの複製体。カイ因子とフォルスからの継承能力を持つ。
顔の作りは同じはずなのにオリジナルに全然似ないが、首周りが閉まっていると落ち着かない・無自覚面食い・思考が脳筋傾向などのフォルス因子と呼べるような共通点はある。
『HERO -エオス・マキア-』『ルナティックアワー』
稼働が確認されたのは以下の四体。オリジナル=フォルス。
イメージカラーは賢者の石。スリクエ世界の力は虹彩に表れるので、完成度合いは髪色ではない。
アルス(黄髪赤眼)
アストラムと同水晶球で作られる。
継承能力は運。ゆえにフォルスの魂の器となったがオリジナルに比べ自分から見た幸運ではなく、セカイから見た良運を招く。
アストラム(赤髮黒眼)
完成体として白国で育てられる。
継承能力は魔力。只人からしてみればジェネリックネフェルであるフォルスの魔力は高いだろうが、オリジナルにとっては低い才であった。
シラー(黒髪白眼)
有明戦争時の攻撃により水晶球から産まれる。のちに工房から自力で脱出し黄国に落下。
継承能力は高い身体能力とシュート性能。オリジナルの肉体を最も受け継いだ。
ヘカティア(金髮銀朱眼)
黄国の賢者に水晶球ごと引き取られ黄国にて産まれ育つ。
能力はエーテル固定。オリジナルが両親から付与されたものが過大化したもの。
育ての親の英才教育の賜物により扉の往来が可能。
P-EDEN計画の前身(といってもこちらはE-Worldラスボスが関わっているので、こう称すのはラスボス打倒が目的のP-EDEN側からは不本意)
人為的なジュエリスト製造とセカイの行き来の研究が本来の目的であったが、それに付随する世俗的な欲の売買が主目的と成り果てていた。
日本での主な出資者は森 光太郎、池多 直義、尚巫 夜一など、反五星の新興政治家・起業家が多かった。
『JEWEL』『プラトン シキ クワトレイン』『eranos』『Self-Seekers』
白国の王クラスの近衛師団。現在は女王親衛隊とも。
基本的に王はカラーラインの維持が主な仕事なため、団員の半分は国境警備の最前線につく。
戦争を仕掛けられることが多い国なため、武力実力主義。
神殿出身者で構成されているものの、時に軍閥と扱われ神殿と対立することもある。
『HERO -エオス・マキア-』『Monthly Quest type D』『ルナティックアワー』
T-Worldの神話・伝承が書かれた本。総じてその内容についても指す。
創世記や旧色の支配者についての話など。おとぎ話としても扱われる。
ルリア・メル・ラハニームによる叙事詩が特に有名。
『HERO -エオス・マキア-』『ルナティックアワー』『ラプソディインブルー』『Monthly Quest type D』
アッパー系の違法薬物。
名前の由来は薬を摂取することで"天使へと至る”という意味で"天使への道”。
高精製のものは上流層に、低精製のものは若者中心に拡散された。
『JEWEL』『プラトン シキ クワトレイン』『eranos』『Self-Seekers』
アプリオリ計画の産物。原材料はジュエリスト、あるいはジュエリストの成り損ないの瞳。
前者は"本物”と呼ばれ一際高く取引される。
元々は摂取することでジュエリストに類似する能力を得ることを目的に研究されたもの。
名前の由来のもう一つは、ジェエリストの子供を多く抱え守った孤児院の院長だった女性アンジェリカ・レインの名前、彼女の瞳を使用したことが成功例となったことからつけられた。
最愛の母の名を貶められたレインの子供たちはこの薬の撲滅を願い活動している。
T-World・色を冠する国共通の各国内の魔力の強さランキング。
国のインフラや抑止力に関わるため、なるべく空位は避けられる。
男女で呼称が異なりそれぞれの大雑把な認識は
勇者位:勇者・乙女・・・スポーツのスター選手のような扱い。実戦期待が高い。
王子位:王子・姫・・・王クラスの子がなることが多い。時期王への期待が高い。
聖者位:御子・聖女・・・神官上がりが多い(魔力が高い子供は神殿に預けられやすいせい)
各神殿の長への期待が高い。
王位:王・女王・・・国の代表として扱われる。政治に関わる者もいれば象徴としてあるだけの者も。
魔王・魔女・・・触るな危険。例外的に勇者パーティによる討伐は娯楽扱いされている。
賢者・・・一般的には初代白王の永久即位と黄国のパトリシア・パトリック、紫国のヴァン・R・アンジェリカが知られている。
世界大戦時に製作された生物兵器。人に似た構造でできており、嫌悪感を抱く外見。
大戦後地下に封印され、以降地下開発は禁忌とされてきたが、徐々に廃れ、封印が綻びる事例が多々見受けられるようになった。
大きく以下の4つの型がある。
元型(アーキタイプ):数が最も多く、地下に封印されている大半がこれ。
原材料は非ジュエリストな人間。大きさは50cm~30mと様々。
エーテル攻撃は効かず、物理攻撃しか効かない。
索敵型(サーチタイプ):感染型が機械に寄生したものだが、世界大戦後は人工衛星に寄生したもののみが残っている。宇宙に存在するため大戦後の人類の生産力では対処しようがないが、索敵をするだけで攻撃能力はないため、放置されている。
感染型(ウイルスタイプ):認知機能を有するものに寄生し、仲間を増やす。増殖型とも。人が感染された場合はアーキタイプとなり、コンピュータの場合はサーチタイプとなる。
統率型(ディレクターズ):未解説
『zero』『魔法使いは死なない』
スリクエ現象により現れたE-Worldの記憶を持つ者=プレイヤーのT-World側からの呼称。
『Monthly Quest type D』『Monthly Quest Another』
黒国の年若い御子。黒の御子とも。地位は他国の神官見習いに相当するが、初代イリオラの二つ名に因んで伝統的にそう呼ばれている。名前も初代イリオラ=イリオンの名がイリオラの語源。
民衆の前に出る行事に多々出仕するため魔力よりも見目麗しい少年であることが条件となっている。
元々は晩年を迎えた人々を慰撫する神殿男娼の呼称。
そういった者が子孫を残してしまうと瑕疵があるためこの役目は少年が担っており女装や去勢が行われていた歴史がある。
イリオラ=見目麗しい少年の価値観が根強いのはこのためで、元々魔力は必要なかった。
灰の儀式の犠牲者でもあったが、この悪習は初代緑王が祭具・場を破壊し廃止された。
『唄うジョクラテル』
E-World 1999年あるいは2008年あるいは2017年
T-World 白歴500年からの500年
ヘレル・ティクヴァーが力ずくで扉超えを果たしたことで捻れた時空。
E-Worldにおいては9年単位で時代の認識がズレるが、住人はズレているという事象を知れはせども認識はできない。『天使同盟』『truth』
T-Worldにおいては、ありとあらゆる史料が存在しない空白の時代として歴史家の最大のミステリーとされている。この時代を直接知る黄国の賢者と青国の御子達、1500年に起こったフランドル騒動にて元凶となった男の名が語られる。『when will this end』『アンジェリカルート』『ルナティックアワー』『ラプソディインブルー』
本体はエネルギーの塊。次元を超えて漏れ出たものが三次元世界で発現した姿。
エネルギー量=目に見える像の大きさで、如意宝珠=地球サイズくらいには大きい。
そんなレベルの力を人間サイズに内包して受肉するため戦闘力がとんでもない。
西洋タイプのドラゴンを蔑視していて「トカゲ」と呼ぶ。東洋タイプは好き。
これは元々東洋タイプの体躯をしていたのに、西洋タイプの概念に影響され不必要な装飾が増えたことを忌々しく思っているため。『宙龍、六花』『生命の樹と皇帝シリーズ』
初代白王が確立した七色魔術を纏めた魔術書の原本。後世使われる魔術の基礎であり聖典。
白国に代々伝わっており、かの地が聖地扱いされる原因でもある。
黒の章、赤の章、白の章、黙示録からなる。白の章は禁書扱いで門外不出。
白国による白の章独占は他国からの批判対象になりやすく、歴史上最も多い戦争の原因でもあるが、白の章が公開されることはなかった。『アンジェリカルート』『HERO -エオス・マキア-』『ルナティックアワー』
初代紫王と初代白王による共同研究内容と実践の記録。
その内容の主たるものは『色の支配者の魔力装置化=灰の儀式』および『死者蘇生』である。
『初代紫王のおこない』と呼ばれるものと同一。『ケユクス・マキア』
白暦1983年~1986に起こった世界大戦。白の書を巡って黄国が白国の王子を殺害したことからはじまった。この戦争で台頭した者は多くが戦中戦後叙位しており、特に白、紫、青の両王を纏めて四英雄と呼ばれている。『HERO -エオス・マキア-』『ラプソディインブルー』
か行
カイテレスの要素が強く遺伝した人物の共通項。カイテレスの系譜。ワイズマンタイプ。
カイテレス自体が母であるサラの因子を強く継承しているため、以下+サラ因子の要素も内包する。
・無表情、ぼんやりしてるようにも見える。無感動な訳では無い。
・鉄面皮
・赤味の強い瞳(ジュエリスト設定がない世界とアストラは別)
・食べ方が下手
・合理的
・最愛一筋
・最愛を見つけないと厄災化する。
・重力、時、熱に関する能力に秀でる。
A-Worldカンヴァスセカイにて行われている、集落単位で行われる生贄の儀式。
儀式は総じて祭りとして扱われるが、生贄を捧げる手順は集落ごとに異なり、その方法は残酷。
生贄候補は色髪と呼ばれる特殊な髪色をした人物で、生まれた時から候補となり、生贄となる人物のことを 染貢花 そのスペアを 花芽 と呼ぶ。
基本的に名誉ある役職とされており、儀式があるまでは両者共に特別な扱いを受けている。
天災や大規模な事故・事件が起こると、汚れを清めるために儀式が行われる。
そのため何もない場合、生贄候補はそのまま生涯を終えることも。
世界規模な厄災があると中央主催で一斉に儀式が行われる。『カンヴァス』
生贄=魔力電池と同じようなもの。
セカイを成り立たせるためにセカイを作った人物が作った儀式。
A-Worldの一部セカイでの魔石核のこと。
生物の体内できたもの、特に人にできたものは一部宗教的に崇められている。
が、人の体内で魔石化すると確実に魔人化へと至るため幻の存在。
神の種を宿して魔物化していないものは真に神の子だけ。
『楽花留水』『Biter Vita』『quest for ballad』『懲役ダンジョン刑』
T-Worldの主要国(といっても他の自称自治区も何れかの色に属している扱い)七ヶ国とも。
石厳の赤国(せきげんの せきこく)
環海の青国(かんかいの せいこく)
流砂の緑国(りゅうさの りょくこく)
幻雪の黄国(げんせつの きこく)
夢影の黒国(むえいの くろくに)
三叉の紫国(さんさの しこく)
聖賢の白国(せいけんの しろくに)
T-World七ヶ国の国境を縁取るように魔力が満ちるエリア。上級や地下にまで及ぶ。
RPGでいうモンスターとのランダムエンカウントがある地域。
王クラスの魔力によって維持されている。
魔力の近くに魔物がおびき寄せられるため魔物対策になっているが、カラーラインに問題が生じると魔物のスタンピードが起きることもある。
カラーラインによって大規模侵攻や魔物の被害から人々は守られているが、同時に航空や広域通信などの技術が広まらない理由でもある。
『ケユクス・マキア』『Sefer Gloria』『HERO -エオス・マキア-』『ルナティックアワー』『マリア』『Monthly Quest type D』『Monthly Quest Another』
スリクエ現象によりE-Worldの記憶を持つことになったT-World住民のE-World側からの呼称。
E-Worldの記憶がないT-World住民をNPCと呼称する者もいるが、T-Worldを夢の世界ではなくもう一つの現実と認識している者たちはその呼び名を厭うている。
『Monthly Quest type D』『Monthly Quest Another』
出自は西洋の土着信仰者たちで、魔女狩りを逃れて日本までやってきたウィッカン一族。
紫眼で美麗な容姿を持つが、それ以上にヤンデレ気質なことが特徴。
「生涯ただ一人を全力で愛し尽くすのが貴利多」と自分たちで言うほど。
人以外にもそうなのか専門家や極度の偏食家が多い。
貴利多「愛してくれなくてもいいけど愛したいから自分磨く!」
上記の理念から高スペックになりやすい。つよい。
“唯一”だけを愛するため家族愛が薄く、実子でさえも無関心どころか"唯一”の寵愛を競う相手と敵視するため、配偶者と揉めることも。
※厳密にはこの性質は貴利多の特徴というより紫眼の特徴。
紫眼の持ち主が多い貴利多家の環境で育つため、然もありなん。
紫眼は薄幸とも言われているが、貴利多一族は大体いい性格で図太いため自力で幸福を掴む。
しかし“唯一”によっては大惨事になる。例:ラスボスを“唯一”にした貴利多 理。
『聖拝教会奇録』『GAME』『truth』『real』『silent』
扉化した右眼のこと。常時銀朱色とは限らない。赤眼と区別した名称。
血のように濃く深い色をした赤い宝石。鉱物的にはレッドダイヤが最も近い。
膨大な魔力が込められており、魔石としての価値はトップレベル。
現代で確認されているのは三つの欠片で、T‐Worldで初代赤王と初代紫王の血筋が、E-Worldでは歳星家が所持している。
『ティタノ・マキア』『ケユクス・マキア』『アンジェリカルート』『real』『Monthly Quest type D』『Monthly Quest Another』『zero』
カイテレスの砕かれた身体の一部。
T-Worldの大地の下はこれでできているが、その力は失われている。
各地で産出される魔石はこの失われた力の残滓なので元の石の力の強さが伺える。
使い方次第ではセカイの一つくらいは消滅させられる。
セカイを創造することができるほどの神族の身体の一部であり、セカイを超えるための鍵となりうる。
実際、この欠片を三つ揃えセカイを超えてきた賢者が居る。
そのせいで三つしかないはずの欠片が六つ存在し、カイテレスの目覚めに影響を与えた。
(トリニティブラッドに組み込まれている分は別)
主に腹部が腐り爛れる原因不明(ジュエリストの血が濃くなると発症する)の遺伝性疾患。
重症化すると腹部以外にも全身に転移し寝たきりになる。
ジュエリストの影響がない医療機関では20歳を迎える前に亡くなることが多い。
語源は五星鎮星の分家である黒乃家の者が発病することが多かったため……だが、T-Worldでもクロノ病と呼ばれている。『ルナティックアワー』『Monthly Quest type D』
濃くなりすぎたジュエリストの血によってかつてのネフィルに近づき、扉化(セカイ超越)しようとして、耐えきれず人体が崩れている現象。
患者の扉適性が高いと、右目に集中して症状を発する。
本来の語源は クロノス(時間)からでT-Worldの語源はこちら。
セカイを越えるより時を超える方が簡単なので、体はそちらの反応を示している=細胞周期が部分的にとんでもなく早くなり炎症を起こしている。
腹部に症状が現れるのはカイテレスと似通った神であるプロメテウスの肝臓を鷲に啄まれる逸話由来。
プロメテウスという想起神が存在しないT-Worldでは腹部以外からの発症もよく見られ、症状の辛さから患部を切除する者が続出し、しばしば想起魔物の由来になった。
古代T-Worldで行われた旧色の支配者同士による大戦。勝者は初代紫王。
約100万人の犠牲者を出し、生まれた呪いは時とセカイを超え残っている。
『ケユクス・マキア』
T-Worldにおいて一般的には初代白王の永久即位と黄国のパトリシア・パトリック、紫国のヴァン・R・アンジェリカが知られている。
実際のこの位階への叙位はS-Worldへの到達が条件で、セカイ超越をしただけではそう呼ばれることはない。
S-Worldという秘密クラブの会員メンバーみたいなもの。
何人かは伝承などで存在は知られているが、賢者位であることは知られていない。
赤・・・メシャス・シャダイ(T出) 次代候補・歳星 霆留(E出) 初代赤王(T出・すぐ脱会した)
青・・・セレナーデ(T出)
緑・・・ミュスカ(T出・暫定)→ ローレル(←T名・E名→神代 錬輝 E出)
黄・・・パトリシア・パトリック(T出) → 次代候補・アポロ、ヘカティア
黒・・・グラン・メール(アズラテミラ S出)
紫・・・ヴァン・R・アンジェリカ(←T名・E名→霆 雷人 E出)
白・・・ロティ(S出)
『ティタノ・マキア』『唄うジョクラテル』『アンジェリカルート』『real』『Monthly Quest type D』『Monthly Quest Another』『zero』『Self-Seekers』
スリクエ神族やネフィル、賢者を除いた人外種族の総称。
想起種やT-Worldにおける精霊種も含まれるが、区別されることもある。
想起種 → 人類が絶滅したら大多数(※人外によって生じたものは残る)が同時に消える。
基本的に人間大好き。
精霊種 → 人類が絶滅しても生存する。
主に自然派生したエネルギーが具現化したもの。化身。
自然破壊は許さない派が多い。
幻創種 → 上記二つに加え、魔物など何らかの理由で生物の理を逸脱したものも含まれる。
原始神 → 司る概念が生じた時、あるいはその初期から存在する種族。他の種族からも神と称される。
『ティタノ・マキア』『唄うジョクラテル』『吸血奇生火』『虹色ロール』『千五百秋て葦を得う』
世界有数のコングロマリット。起源は地中海世界でインド、中国、日本へと移動してきた歴史がある。
日本では鎌倉時代からその存在の記録が残されている。
辰星・・・出版関係、日本随一の進学校・私立辰星学園の法人。
太白・・・美容、服飾関係。広告・芸能もちょっと。
代表ブランド:セラフィムバード、ロンリーハーツ、モノクローム、クローバー、クルセイドクロニクル。
螢惑・・・重工業、兵器、スポーツ分野。
歳星・・・統括本家。独自の世襲制を持つ。持株会社。M&A。
鎮星・・・歳星分家。冠婚葬祭、ホテル経営。シャドー・バンキング。
歴史が浅い業種は新規開拓するより買収する方針で、ちょっとこの業種薄いんじゃない? といった分野も歳星傘下だったりするので「日本の黒幕」とまで言われたりする。だいたいあってる。
なのになぜか政界には進出しないというミステリーが有名。『real』
T-Worldで最も有名な貴族家。
ヴァン・・・紫国を本家に置く、血ではなく能力によって名乗ることが許される家。
ヴァンだから優秀なのではなく、優秀だからヴァンであるが信条。
詐称する者もいるが、ヴァンの母数が多いためすぐバレる。一町村に一人は居る。
スリクエでは『偉大なる』という意で、はじめて名乗ったのは初代黒の女王。
バトラー・・・数々の色の支配者やイリオラを産出してきた血統名家。黒国の双璧が一つ。
ケヒト・・・初代黒の女王の血を引くとされる女系軍事家系。黒国の双璧が一つ。
シャダイ・・・初代紫王がはじめに名乗った家名。スリクエでは『上にあるもの』の意。
信奉者がその名を継いできたというが、迫害にあい滅亡したと言われている。
ルーナハト・・・初代赤王の家名。各地を転々とした結果、後世ではノクターンと呼び方を変えて残る。
実はすべての家が黒の女王に因んでいる。つよい。
さ行
世界有数のコングロマリット五星グループの統括。
企業へのスカウトや婚姻などを通じてルビージュエリストの独占を企んでいる。
総帥になる条件もルビーであることであり、先祖返りとも呼ばれた歳星 霆留が最年少でその地位についたのもそのため。
先祖はユウルの子供たちであり、霆家→歳星→五星各家→五星分家という広がり。
この家系の流れを知っているのは霆・歳星家と五星のトップのみで、霆家は秘匿されている。
能力の強弱が家内の権力の差に反映される歳星家は特に霆家への畏敬が強い。
『オリンポス人生相談所』『real』
ルビー独占すら隠れ蓑で、本来の使命はクロノフォルスブラッドの保護と管理。
このことは歴代当主しか知らず、当主が代替わりすると先代が持つ石の記憶すら奪われる。
この記憶消去措置を行う力を代々受け継いでいる鎮星が歳星分家と特に示される理由の一つである。
国家鎮護に関わるため機密にされているが鎮静分家の黒乃家による夢見の術もその一つ。
ユウルが日本を拠点としたきっかけでもある(長子が夢を見ているから)
サラ要素が強く遺伝した人物の共通項。サラの系譜。グレートマザータイプ。
ダイアモンド・ジュエリストの能力の正体でやたらモテる理由。みんなお母さん大好き。
そんな要因は当然周知の事実ではないため『周囲がみんなイヤイヤ期』のような地獄を引き起こし、因子を持つ本人は人間不信に陥いることも。
・↑のせいか捻くれていたり二面性がある。
・根明
・感情的
・薄めの色素
・表情豊か
・世話焼き
・独占欲が強い
・一般的に天才と評されるような能力を持ちやすい。
未解説。『ルナティックアワー』『箱の中の猫』『Monthly Quest type D』
スリクエ世界の美人の代名詞。大体ヤンデレで、そこはかとなく幸が薄い。
他の魔物を操ることができ、言語を操る魔物のことをこう呼ぶ。
魔物はその形状によって魔獣、魔人、等と呼び分けるが、言語を操るもののことを魔族と呼ぶ。
スタンピードの際、指揮魔族を倒すことで群れが瓦解するため、いかに素早く討伐するかが課題となる。『楽花留水』『quest for ballad』『Biter Vita』『黒聖女譚』『懲役ダンジョン刑』
スリクエ現象以前にそれまでの自分が持ち得ない知識を持つ・知る人々の総称。託宣の巫とも。
扉にまつわることであるため、クロノ病を発症したり、元々の患者がシビュラとなることもあった。
知識の取得手段は様々で、過去や未来、照応キャラクターの記憶であったり、辻フォーマッター事項であったりする。
いわゆる異能を持つ超能力者の総称。宝石のような瞳の色にちなんでそう呼ばれる。
色によって持つ能力にある程度区別がつけられるが、定かではない。
ルビー・・・サイコキネシスやテレポートなど超能力といって想像するものがでやすい。
サファイア・・・計算能力や芸術関係に長けている。候補は多く見つかるが本物は見つかりにくい。
エメラルド・・・具現化に長けており、いわゆる属性魔法のような力を使える。
トパーズ・・・身体能力が非常に高く、再生力も高い。肉体変質や寿命以外で死ねないという一族も。
オニキス・・・夢渡りの一族が有名。無意識領域で本領を発揮する。
アメジスト・・・悟る力に長けているとされ、精神感応能力が多い。
ダイヤモンド・・・希少。全体的に平均以上の高い能力を持つ。所謂天才型。なぜか異様にモテる。
ジュエリストには特に如実。交配目的にも撒餌目的にもよく狙われる。
瞳のコレクターも稀にいるがジュエリスト関連団体に見つかり次第、情報共有され殲滅される。
この時ばかりはジュエリストに対する主義が違い対立する団体であろうと手を組む。
主なジュュエリスト関連団体
EGG・・・過激派。常時七人の幹部ジュエリストで構成されており、ジュエル名がそのままコードネーム。無能力者を軽視する傾向にあり、犯罪者も有しているなど、他の団体からは敵視されている。
五星・・・保守派? ルビーの独占や各企業でジュエリストを利用した経営を行っている。
聖拝教会・・・実戦派の祓い屋。所属ジュエリストの数は少ないが、不可視の武装の製作技術を持つ。バックにバチカンが関係しているが、ほとんど独立組織。下記Bpとは協力関係にある。
Bear pine・・・穏健派。朝宮家の当主とその伴侶のダイヤモンドジュエリストによるジュエリスト保護を主目的とした団体。フォーマッターや想起系の幻想種の保護活動も行っている。
遊戯学園・・・中立派。設立にはEGG関係者が関わっている。学園都市化してからはその特性故に多くのジュエリストを抱える。
極端なジュエリスト能力で有名な一族・・・朝宮・神先・貴利多・歳星など。
代々狩られることが多く隠れ里的な集落で暮らしているが多い。能力の極端さはこれによる近親交配が一因だとも。
『JEWEL』『愛が有れば徒死の鎖なんて』『聖拝教会奇録』『eranos』『courage』『truth』『real』
E-WorldとT-Worldでエーテルタイプ=魂の型が同一の人物のこと。
容姿は酷似しているが、E-Worldでは魔力のタイプが髪や瞳の色に影響するため、それらの色が違うこともある。
互いの家族構成が異なることもあるが、近親者の照応キャラクターが身近に居ることが多い。
袖振り合うも多生の縁。
『Monthly Quest type D』『Monthly Quest Another』『ルナティックアワー』『箱の中の猫』
遊戯 零がジュエリストを人為的に作り出そうとした実験場が原因で起こった事件の総称。
遊戯 零が直接運営していた孤児院・白家(しらいえ)が由来。
運良く白家から脱出した子供を保護したことがきっかけで、聖拝教会員・貴利多 創が単身乗り込み壊滅させた事件を白家事件と言う。
彼自身はこの事件によって負った後遺症の治療と被害者保護を優先し、若くして現役を半ば引退。
しかし、遊戯 零本人を単独で追い詰めたの唯一の人物として、界隈で貴利多の名が一目置かれるようになった(以前は遊戯零の協力者であった貴利多 理の方が悪い意味で有名であった)
白家で行われた事に関して記された白家文書は、閲覧しただけで精神が汚染されると嘯かれているが、実際に閲覧した者は総じて口を噤んでいる。『JEWEL』『聖拝教会奇録』『eranos』『courage』
東京にある私立の中高一貫校。五星グループの辰星が法人。
遊戯学園が学園都市化するまで最高学府を目指す者の登竜門といえばここ一強だった。
個性を重要視する遊戯と違い、学力主義。遊戯派閥はないが辰星派閥はある。
二大私立と数えられてからも、堅実な職種を希望するものはここへの進学を目指す。
世間一般からはガチガチのガリ勉でお堅いイメージをもたれがち。しかし実際の校風は勉強はできて当たり前という根底ゆえに緩い。仲間意識が強く、そこはかとなくアットホーム。
高校からの編入組はイメージのギャップに困惑することもあるとか。
『春植う兄の君』『ヘルキル Help me or Killing me』『real』
未解説『魔法使いは死なない』
紫国がスリクエ現象によるキャラクター達の知識を用いて作り出した巨大航空機。
ファンタジー作品でよくある飛空艇。
T-Worldにおいてカラーラインおよび飛行する魔物の存在により航空機の実現はされていなかったが、膨大な金と人員を動員し製造され、紫国の国力を誇示する象徴ともなった。
ただし動力源・紫王というぶっとび機で、ヴァン・ルイ・ゲオルギウスの道楽である趣は否めない。
『ルナティックアワー』『Monthly Quest type D』『Monthly Quest Another』
スリクエ現象が起きるのはジュエリスト因子が強い者だけ。
そもそも非ジュエリストの照応キャラタクターはT-Worldに存在しない。
未解説 『唄うジョクラテル』
未解説 『戦え僕らのボーイマスター』『裸の女王様』
T-Worldの共通通貨。スリクエ世界の古語で太陽の意。
た行
本家は京都。女系。男系に三十路の呪。
道教 → 陰陽道 『REN』『オリンポス人生相談所』『咲う門には鬼来たる』『聖拝教会奇録』
アメリカ合衆国ボストンにあるその筋の人から有名なオカルト私立大学。
スリクエ世界のミスカトニック大学。
元ネタと同じく付属図書館の蔵書がヤバイ。その筋の人が訪れる最たる理由でもある。
専攻は、神秘学、宗教学、人類学、考古学、歴史学、惑星学、物理学、数学、医学、薬学、心理学。
創立者のタウ氏は遊戯零の前身。『truth』
未解説 『懲役ダンジョン刑』
A-Worldリア王国発の魔法劇団。
世界規模で有名かつ人気を得ている劇団だが、結成当初は激しい批判にさらされた。
1・リア王国で歌劇とは神殿が行う業であり、初代リア女王の偉業を伝えるためのものであった。
→ 孤児から元王族まで様々な身分の者で形成された団で、劇の内容も自由であった。
2・戦闘一辺倒であった魔法技術を娯楽へと転用した。
→ 他国(特に軍事関係者)からも冷ややかな意見があったが、圧倒的に向上した演出に口を閉ざさるを得なかった。
革新的な活動はその娯楽性の高さから多くの支持を得たが、一方で支持者へのプロパガンタ的な公演や裏社会との繋がり、敬虔な宗教家からの不支持など、不穏な面も。
他にも団長であるジェス・マサミ・タカツキの出自が不明であり、その容貌(ロタール王族特有の空色瞳)からスパイ疑惑やロタール陰謀論が絶えない。
本人はリア王国の廃村出身であると主張しているが、その廃村跡には花畑と花に埋もれるように墓が一つだけある。『フールキャスト ~異世界劇団公演記~』
ケユクスマキア以前にはなく、以後にはある。
『ルナティックアワー』『Monthly Quest type D』『Monthly Quest Another』『虹色ロール』
ミリアムの亡骸。衛星ではない。月の工房にてアストラが作成されている。
廻火教信者は元々はこの工房で従事していた人々の末裔。
マンスリークエストは『月に一度』と『月のような』ものを探すというダブル・ミーニング。
父神ユウルの分身が起こした家名。歳星が守護する家。
長崎(商家)と京都(冠婚葬祭屋)に分家があり、ユウルの分身が再臨するまでの間は本家を務め、ユウルの分身の長子か次子が各分家の当代となる。
どちらがどっちかは決まっていない。各々の好み乃至じゃんけんで決まる。ゆるい。
神の直系ではあるがジュエリストが頻出するわけではない。
特殊な一族でありながら特権意識は薄い……というか良くも悪くも身内外への興味が薄い。
ユウルの血が濃いほどその傾向が強いため、直系と分家の者が衝突することもあるが稀。
そんなことより恋愛しようぜという考えの者が多い。
そこはかとなく恋愛脳が多いが、父を反面教師としているのか浮気はしない。
『オリンポス人生相談所』『real』
自分たちに似た進化を遂げていく人類の扱いを巡って創造神カイテレスが父神ユウルに反抗したことにより起きた神々の戦い。
当初他の神々はこの親子喧嘩(規模がとてつもないが)を静観していたが、カイテレスが双子妹神ルルテミラを害したことで、ことごとくが父神側につき勝敗は決した。
勝利したが傷ついた父神の本体は、休息しながら分身をE-Worldへ周期的に送り出し人の世を見ている。
戦いに敗れた創造神は眠りにつき創られたのがT-Worldである。『ティタノ・マキア』
元ネタ:ギリシャ神話のティタノマキアとキリスト教の創世記
ゼウス・四文字様 → ユウル
クロノス(時も農耕も)・ルシファー・カイン → カイテレス
ギリシャ神話とは親子関係が逆だがユウルは全知全能ではなく力関係は圧倒的にカイテレスの方が上で実質の主神だった。家族愛と自分のヤクメへの責任感が強いだけで別に横恋慕したわけではない。
神族 → アダムの子供たちから。元ネタの六人と違いこちらでは、上二組の双子リリス=サラ・下二人はイヴ=アドラステアの子供となっている。
ティタン神族・ネピリム・グリゴリ → ネフィル、グリゴリ
カイテレスが直接創った鉱物生命体がネフィルで、神々の分身やネフィルが人と交わったことで産まれたのがグリゴリ。
E-Worldのネフィルはこの戦いで全滅し、生き残ったグリゴリ達の子孫が後のジュエリストである。
この時、無個性でとても弱かったEネフィルを反省してか、新たに造られたT-WorldのTネフィルはだいぶ人らしく、自身が否定した思想に近寄った。
T‐World = Tartaros タルタロス
E-World = Eden エデン
エデンからタルタロスに落とされたカイテレスの失楽園がスリクエのはじまり。
神殺しの剣の名前を冠した大剣。青緑色の伝説級魔石が嵌っている。
現在の持ち主はミトラス・E・ディナヴォルト。『マリア』
初代紫王の魔石核から作られた神剣の一振り。
初代紫王が神と崇められていた旧色の支配者をその手にかけたことから神殺しの異名がついたが、実際にこの剣を使って倒したわけではない。
5000年経った後もその魔力は伝説級と言われるほどに残っており、当時の色の支配者の魔力の高さが伺える。
後にトリティブラッドと共にセカイを超え、アドラステア討伐に使われ真に神殺しの剣となった。
『ケユクス・マキア』『Monthly Quest Another』『zero』
スリクエ世界のアカシックレコード。黒い変な豚のような生き物が館長をしている。
T-Worldにて知られている場所だが、実際はS-Worldにある。
ロティ(分身)が司書兼受付を担当し、時折訪れる観測者の相手をしている。
固着していないあらゆる事象を知ることができるが、好んで訪れる者はいない。
ロティ以外の賢者は忌避している。『when will this end』
セカイ超越の寓意。扉を越える能力にまつわることを扉化と言う。
ウミノシロ公国の離島にある小規模再生迷宮のこと。
偉大なる孤高の冒険家ロッキー・ラグーンが発見・管理していることで有名。
『三賢人の庭 -トリニテート・ホフ-』と彼が名付けた。
数々の迷宮を踏破してきた彼の冒険者としての名声と、ロッキー・ラグーン商会の名は、この迷宮の存在により広く知られるようになった。
再生迷宮とは普通の迷宮とは違い最奥まで到達しても崩壊することなく何度も挑め、かつ戦闘不能時は入り口に戻されるため死のリスクが少ない(戦闘以外での死因はその限りではないためアリアドネの糸は必須)
迷宮踏破者に与えられる『勇者』の称号も得られることから、冒険者の人気は非常に高い。
(一方で再生迷宮踏破者は『勇者』ではなく『挑戦者』と違う称号で呼ぶべきだという意見もある)
迷宮管理権を得るためには迷宮から発生する恐れのあるスタンピードの発生防止、及び発生時に鎮圧できる力を有すことが条件にあり、ロッキー・ラグーンはこの迷宮に常駐し、日常的に踏破しているという。
ロッキー・ラグーン商会の規模は大きく富も名声も既に溢れんばかりにある彼が、わざわざこの迷宮の管理権を更新しているのは、この迷宮には何か大きな秘密が隠されており、彼はそれを求めているのではないかと冒険者の間で実しやかに語られている。
その噂の根拠として、この迷宮の特産品である『別世界の書物』の存在がある。
その内容は娯楽小説から学術書、自伝らしきものから神話まで様々にあるが、総じて未知の言語であることが上げられ、好事家(ホフマニア)の間では言語の解析と内容の精査が盛んに行われており、高値で取引されている。
『別世界の書物』であるということも、マニアが結論づけたもので、他のWorldの存在やこのA-World創世の話の解析まで済んでいる。『quest for ballad』
赤の勇者の代名詞である両手剣。伝説級赤魔石が嵌っている。
この剣を扱えることが赤の勇者叙位の条件となっており、その物語性が赤の勇者の人気の高さの所以。
『Monthly Quest type D』
初代赤王と初代黒の女王の息子である"初代勇者フォルス”の魔石核から作られた神剣の一振り。
フォルス自身は白の魔力の持ち主で、父の赤、母の黒とでトリニティの名がつけられた。
血のような赤さを持つのはクロノフォルスブラッドの一片が組み込まれているせい。
『ケユクス・マキア』『Monthly Quest Another』『zero』
は行
T-Worldの暦。魔術の祖である初代白王が即位した年が元年。『ケユクス・マキア』
とあるセカイでVRの代名詞ともなったゲームシリーズ。HOと略される。
息子が幼少期の事故により閉じ込め症候群に陥いり、せめて仮想世界で自由をと奮起した技術者・南雲立平がフルダイブVR技術を開発したことが製作のきっかけ。
ヒロイック・バトル・オンライン・・・HOB。アバターカスタマイズがウリのVR格闘ゲーム。世界的大ヒットとなりHOシリーズの先駆けとなった。前述した事故にあった息子であるプレイヤー・カエルムは初代世界王者であり、デフォルトアバターを好んだことから『初心者詐欺』と畏れられた。
ヒロイック・ライフ・オンライン・・・HOL。所謂MMORPG。バトルは勿論、生産も結婚制度も有り。公式が積極的にRMTを推奨しており、プロ冒険者という職業が生まれ、メタバースとしても成功を収めた。
ヒロイック・ウォー・オンライン・・・HOW。大規模ギルド戦が売りのゲームだったが、デスゲーム化。大変な社会問題となり、全HOシリーズの終焉(名前だけだが)を招いた。
『ヒロイック・バトル・オンライン』『ヒロイック・ライフ・オンライン』『ヒロイック・ウォー・オンライン』
その名の通り特別な素質がないと目に見えない武装。IAはEGGが使用している呼称。
ジュエリストはまず間違いなく見えるため、発見器になる。
神話や伝承に因んだ名前がつけられており、中には本物も。
オーパーツとしてその存在が確認されていたが、いつからか聖拝教会が製作に成功し、その技術を独占している。そのため教会員が武装目当てに襲われることもあり、現在出回っているその多くが教会製。
教会製でないものは聖遺物と呼ばれている。
聖遺物の呼称を使う勢力からその存在を知られていないため、そう呼ばれることはないが、間違いなく最上位の聖遺物はクロノフォルスブラッドである。
『JEWEL』『聖拝教会奇録』『咲う門には鬼来たる』『silent』
ネタバレ未解説
スリクエ現象によりE・T2つのセカイの記憶を持つことになった者たちの呼称。
T-WorldのRPGめいた世界観から誰が最初か自分たちをそう呼ぶようになった。
T-World住民からは異邦人と呼ばれている。
『Monthly Quest type D』『Monthly Quest Another』
未解説。フランドル騒動。『アンジェリカルート』
父神ユウルの分身がE-Worldに再臨した際に設ける12人の子供たちのこと。
オリンポス十二神、或いは十二使徒になぞられる。
全員がジュエリストであるがユウル自身の力が弱いため必ずしも強力な能力者というわけではない。
五星の創始者も元はこれ。現代では霆の姓を持つ。
必ずしも実子であるとは限らず、ユウル自身がジュエリストから選別している。
都度、子供を設ける理由は長子が目覚めた時、兄弟が多ければ人を好きになってもらえるだろうという想いから。
長子は家族大好きっ子なので、まんまとこの企みに引っかかることになる。
『BBQ Bethsaida Bible Quelle』『オリンポス人生相談所』
A-World共通設定。
現在お尋ね者でないならば年齢性別身分前科問わずギルドへ会員費を払えば会員になれる。
基本的に報酬から天引かれるため、登録費以外を会員が支払うことはない。
この天引きにはその地域の税金も含まれ、これを自治体に収めることが、ギルドが全国に存在する大きな理由となっている。
税率により報酬額が異なるため、会員には特例の法令措置をとる地域もある。良くも悪くも。
会員には特別な魔導具が支給され、そのプレートの色からランクが判別される。
大まかなランク目安は以下の通り。
白・・・チュートリアル むらびと 初心者 無色という蔑称も
▼色付き(職業冒険者と名乗れる)
黄・・・ギルドがある村=定期的に魔物の間引きをしている村周辺の探索はできる。
緑・・・村の外へ行ける 護衛任務開放。
青・・・大抵の依頼はこなせる。
赤・・・最終ダンジョン探索できる。
特赤・・・ラスボスPTメンバー。
黒・・・裏ダンジョン裏ボス攻略。世界に10人(定員)しかいない武の頂点。
基本的に厄災級と言われる魔物を討伐するとことがランクの条件。
そもそもそれに挑める権利自体が黒ランカーにしかないため、黒ランカーが認めることがランク会得の条件とも言える。
厄災級討伐には赤ランカーが補助につく(特赤)
ほとんどの赤ランは黒一歩手前と目を輝かせるが、特赤の目は死んでいる。
「あんな化け物になれるわけないしなりたくない」
赤王の復活を願う狂信者達の呼称。過激なテロリスト集団。
神の火と称した放火により、神に代わって浄化の慈悲を与えているというのが彼らの主張。
ホクマーという街を焼き滅ぼした大規模テロ・ホクマー事件で有名になった。
このテロは廻火教にとって偉大な仕事とされ、以後ホクマーとも自称するように。
ホクマーの街と関わりのあった者たちはこの呼称を非常に苦々しく思っており、彼らを単に狂信者共と呼ぶ。
彼らの行動理由に俗世的な欲は含まれず、みな純粋な信仰心のもと行動している。
そのためテロ活動さえしなければ敬虔な信者で、住民から信頼を得て生活していることが多い
(その際はメシャス教信者だと思われている)
名を使われたり、崇拝の対象に赤王を含むメシャス教信者からはとても嫌われているが、ホクマー側からは穏健派のように認識されている。
『マリア』『ルナティックアワー』
ま行
未解説 『ルナティックアワー』
ネタバレ未解説
未解説 『ルナティックアワー』
未解説 『魔法使いは死なない』
初代赤王の名が時を得て変化したもの。総じて赤王のことを指す。
スリクエ世界の婚姻の証。※スリクエ世界に結婚指輪の文化はあまり根付いていない。
元々は神々が自身の体の一部(鉱石部分)を交換しあった遊びから。
婚姻の際にその場でピアシングし血を流す儀式があり、使われるのも赤い石が望ましいとされていた。
現在では赤以外の石や石無しの意匠、穿孔しないタイプなど様々なバリエーションがあるが、こちらの世界の結婚指輪のようにシンプルなデザインが一般的。
アクセサリー目的のものは、片耳、もしくは左右で違うものをつけるか、豪奢なデザインで区別されている他、年少者が両耳にしている場合は家族の形見であったりする。
T-Worldでは片耳飾りが婚姻の証となっている。
メレクが各地を統治するために通信端末のような扱いで自身の魔石核の欠片をバラまいていたら、それを知ったフォルスが自分も欲しいと駄々をこね、メレクの声がいつでも聞こえるよう欠片を耳元に埋め込んで貰ったことから。
両耳につけなかったのは目の前の音との混同を防ぐため。
(後に常に一緒に行動するようになり、魔石核の欠片ではなくメレクが受け継いだクロノフォルスブラッドを分けて着用するようになった)『ケユクス・マキア』
しばしば耳がセックスシンボルとして扱われることもあり、耳を隠すヘアスタイルやファッションが一般的だった過去がある。現在も格式を重んじる家の躾や伝統衣装等にその名残が見られる。
どちらのセカイでも耳飾りを紛失することを『愛の試練』と呼ぶ。
旧色の支配者が頭に巻いていた帯状の布。
旧色の支配者は核魔石を破壊されない限り死にはしないものの、脳が破壊されれば回復に多大な時間を要するため、防具として頭に巻いていた。魔石を染料にした魔術的文様が描かれており、そんじょそこらの金属より防御性能は高い。特に魔耐性は筆頭。現代でも理解っている者の本気装備である。
ただし魔石の染料化は高度な技術を要しコストもかかるため非常に高価。
古代T-Worldでは鉱物でできた装飾品より布が高級品だったため、支配者層の冠としても使用されていた。後世では主に神職や戦闘に従事する者が着用しており、染料ではなく直接魔石を埋め込む形状がポピュラー。魔石染料より防御性能は低いが廉価。
『ケユクス・マキア』『ルナティックアワー』
霊を身に降ろす口寄せの流派。主な活動地域は岩手・宮城・福島県で本家は仙台にある。
遺伝的に視力が弱いものの、美声の持ち主が多い水谷家が宗家で、口寄せの手法も歌であったり、言葉に纏わるものが主流。
口寄せを行う巫覡としては珍しく男性優位の家で、依代としての巫(妻)から一方的に力を得る覡(夫)という搾取の図があり、現代になってからこの旧態を良しとしない若い巫覡が増えている。
『聖拝教会奇録』
未解説 ベラド会議にて制定された。『アンジェリカルート』『ラプソディインブルー』
王位階が継承する姓。
即位後は名前・メレクネームで呼ばれることが多いため、即位前のファミリーネームを知らない国民も多い。『ケユクス・マキア』
未解説
や行
未解説 『silent』『煌めけ☆恒星くん』『スクールドッグス ~放課後大作戦~』
ら行
リアス王家・・・300年以上続く初代リアス女王・転生者コーディリアの系譜。
史書・・・リアス王家の血筋の者だけが閲覧・執筆することができる魔道書。
建国以来の歴史及び、歴代王の政治指南書として今尚、その厚みを増している。
転生珠・・・転生者の魂の半分によって作られたという宝珠。
この宝珠を扱えるのは転生者だけであり、王族ですら触れることを許されていない。
転生者が生きている限り宝珠は健在だという言い伝えを持つ。
リアス王宮内にある転生宮とは、動かすことのできない宝珠を中心に作られたもので、小さな聖域として扱われている。『フールキャスト ~異世界劇団公演記~』
若き天才超科学者ヴィクトリア・ベザレルが開発した全10体の超ロボット。
並びにその技術と観測される現象。優れたAIと人の脳に現実と認識させる超AR技術を持つ。
(某OCGアニメの闇のゲームみたいなもの)
未成熟な精神を持つ者=こどものための"おもちゃ”として開発されたが、兵器としての運用ばかりに注目され、実際に運用されたことにより、開発者自身が一度全破棄を試みるような事件もあった。
事件以降、開発者の意志により"正義の味方”という国連所属の組織に大半を預けられ、技術流用・悪用され生み出されたリトルバグを狩っている。
『リトルソルジャーズ』『リトソル ロロサエ』『リトルソルジャーズR(Regulus)』
兄の君組 ミリアム因子×100万人の呪い背負った輪廻ループ
メレク・フォルス(元の魂)
天晴・仁暁(漢字がある世界線での名前)
カイム・アルス(ファンタジー世界での名前)
共通設定:兄弟の出生はだいたい血の繋がりがある。
『ケユクス・マキア』『HERO -エオス・マキア-』『春植う兄の君』
英雄師弟組 ミリアム因子+生命の川に落ちて輪廻ループ
水樹(ミズキ)・紫陽(シヨウ)
共通設定:師匠はチート、弟子は回復能力が+されている。
『楽花留水』
大体ミリアム因子のせい。なのできっと他にもいる。
『ルナティックアワー』この二人は記憶1ループでする。
六花組 宇宙龍に巻き込まれてなんやかんや。
拳と龍 満(みつる)・努(つとむ)→ 元々別世界前世がある。パラレル世界で武者修行。
楓と良 楓(かえで)・眞(まこと)→ 元々別世界前世がある。↑に巻き込まれる。
バーリィ 響太(きょうた)・一希(かずき)
→ 音楽好きアインの気まぐれと契約して輪廻ループ。宇宙龍との遭遇はその一部。
『宙龍、六花』
魔導の天才ヴァン・アポロ・モンターグの魔導工房兼研究所。
国家運営である同国の夢工房と違い小規模経営であるものの知名度はそれに匹敵する。
狂気的とも言えるピーキーで高性能な魔導具は熟練者や通にカルト的人気を博す。
実店舗ではイメージとは真逆の扱いやすい家庭向製品を主に取り扱っているため噂の工房とは別物扱いされることも。
前者の評判はだいたい所長と工房長の趣味のせい。
『ルナティックアワー』『マリア』『Monthly Quest type D』
病まで治す完全治癒能力を持つ。空色の瞳が特徴。
皇帝とは名ばかりに、その能力を目的とした種馬的な扱いを受けており、生涯の大半を寝室で過ごすとさえ揶揄される。『Biter Vita』『フールキャスト ~異世界劇団公演記~』
偉大なる孤高の冒険家ロッキー・ラクーンが若かりし頃に起こした商会。
世界旅行ついでの行商がその始まり。
冒険者のための商店と銘打っており、この商会内で冒険に必要な品が一通り揃う。
冒険者ギルドとも提携しており、ギルド内に商会の出張販売所があったりする。
元々はロッキーの出身地である聖ニグルム王国に本店を構えていたが、冒険者ギルドと提携すると同時にギルド本部があるウミノシロ公国に移転した。
同国にある管理再生迷宮トリニテート・ホフからの品が確実に卸される場とあって、本店地下では日夜オークションが開催されている。『quest for ballad』
わ行
神族・アインの端末。分霊。
神族にとっては自らを確立させた原点を探るための手段。
アインにとってはゲーム・アバターのようなもの。
『ティタノ・マキア』『ブラックティーパーティー』『オリンポス人生相談所』『裸の女王様』『戦え僕らのボーイマスター』
および、セカイ言語の収束について。
『ケユクス・マキア』『ルナティックアワー』『quest for ballad』